先見の明

このブログで、営業マンに必要なスキルのひとつに『先見の明』があることを
少なからず書いてきました。
この将来を読み通す力は、営業マンだけでなく社会人として、
身につけておきたい力である。

この力を身につけるには、どんな努力がいるのだろうか?

常にアンテナを張っておくことは言うまでもなく必要だが、
それは、本や新聞を読むことやネットでビジネスサイトをチェックして
おくことで比較的簡単に吸収できることである。

しかし、このスキルを実生活で活かしていくことには、
ちょっとしたセンスを問われる。
今日は、そのセンスをもって『先見の明』を活かし切っている
実例を紹介しよう。

まず、この方々・・

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私の好きなROCKバンド『KISS』。
1973年のデビュー以来、約40年にも渡りROCKの最前線で活躍しているバンドだ。
このバンドのキーマンは、ベーシストのジーン・シモンズ。
ジーンは、デビュー当時からバンドのキャラクターづくりを完璧にこなしている。
白塗りメイク、其々のキャラ設定、バンドロゴなど。
音に関しては、そのド派手なビジュアルとは逆に、究極にシンプルな
ロックンロールに徹している。
これは、アメリカ版ビートルズをつくるという、ジーンとポールの
構想を元にされているらしいが、ビートルズのそれと同じく、メンバー全員が
メインボーカルをとれるという音の幅広さ、楽曲のバラエティーが今日までの
成功を支えていることに間違いはない。

ここからは、私の推測だが、ジーンは結成当初から、この長きに渡る成功を
予見していたのではないか?と思うのである。
その代表的な仕掛けが、白塗りメイク。

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バンドには、ファンに真似されるようなキャラが必要というのは、
既成の考え方だったが、これを考案したことの理由はもっと別にあると思う。
それは、ROCKバンドを長く続けて行くに必ず障壁になる2つ。
『メンバーチェンジ』と『老い』だ。
この白塗りメイクは、その2つをカバーする必殺アイテムだ。
私も2001年にキッスのライブを見に行ったが、そこで初めて観るキッスの
ステージは、恐らく1970年台から始まっているド派手なステージと何ら
変わらないものだろうと推測される。
ROCK低迷期の現在、黄金期を映像などで知る私たちROCK第2世代は、
今のROCKカリスマのライブを観て、その『老い』に直面してしまい、
出来ることなら、全盛期のライブをみて見たかったと思う。
しかしながら、キッスのライブにはそんな思いを感じさせるものは微塵にない。
オリジナルメンバーが居なくても、歳を取っていても
ド派手な衣装に身を纏い、メイクを施せば、誰もが1970年台にタイムスリップ
することができる。
この考えをジーン・シモンズは遥か彼方昔に考えていたのだ。
それが、先見の明と、その抜群のセンスが成せる技だ!

デビュー当初は色もん扱いされていたキッスは、今度、ROCKの殿堂入りを果たす。
その、派手さが取り上げられがちなキッスだが、多彩な楽曲の数々、そして、
緻密に練り上げられた初期設定が、ビジネス的にも大きな成功を納めている所以である。

もう一人、この日本で同じセオリーで成功を納めた男がいる。

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バカ殿は、本当はバカではない・・・

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by tadamatsu-ken | 2014-04-23 16:44 | 日常のプチセオリー

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