『個』への賛辞
2013年 08月 29日
なんて思ったりしている柳澤です。
ということで、営業話を書かせて頂きます。
営業マンにとって、お客様になんて言われたら達成感が得られるか?
が、本日のテーマです。
お客様が契約または引渡しに言ってくれる言葉で、あなたなら
どんな言葉が嬉しいですか?
『良い工事をしてくれたね。ありがとう。』
『お陰様で快適になりました。』
『夢のマイホームを建てることができて感謝しています。』
『他社より安く建築できてよかったです。』
『みなさん感じの良いスタッフの方たちですね~』
どれも、嬉しくなる言葉ですね。
お客様から戴く賛辞の言葉はどんな言葉でも嬉しいかぎりです。
中には何かの失敗をしてしまって、お叱りをうけることもあります。
なので、お客様が喜んで頂いているだけで、ほんとにお手伝いさせて
頂いて良かったな~って思えます。
だけど、私の営業人生の中で、お客様から頂いて一番嬉しかった言葉は、
『あんたやから契約したのよ。』
だったりします。
この言葉に凝縮された意味ははかり知れませんが、
この言葉ひとつで、今までの苦労がスーーーっと消えます。
営業マンのモチベーションは、なかなか均衡を保つのが難しかったり
しますが、こんな言葉を頂けるだけで、自分の自信になり、もっともっと
前に進める原動力になるのです。
もちろん、『個』だけの賛辞のみではいけません。
『個』の集合体が会社なわけですから、最終的には会社を良く思ってもらわないと
いけません。
しかし、帰属意識の高い『個』は、必ず会社に貢献し、利益をもたらす。
だから、『個』を前面に出す前に、自分が会社の一部として機能していることを
忘れてはならない。
『個』を人間の一部と例えるなら、『個』は目であり、鼻であり、口であり、耳である。
それぞれ、キラキラした目やスッとした鼻だったり、上品な口元だったり、かわいい
耳だったり、個の集合体が人間を形作っている。
当たり前の話だが、会社を人間に置き換えてみれば、はっきりわかる。
会社という枠の中に、人間を押し込めてはならない。
そもそも会社の実体などなく、社員の集合体が会社なのではないだろうか?
優秀な人でも、ひとりでは何も出来ない。
社員があって、会社が成り立つ。
だから、社員が『個』としてお客様に褒められるのは、
会社に対して、『綺麗な目をされていますね』とか、
『腹筋が割れててカッコいいですね』なんて、体の一部を褒められている
のと同じこと。
自分の体の一部でも褒められると嬉しいもんです。
私はもっと、もっと褒められるように努力していきたいです・・
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