騙されたお客様~前編~

昔の話で、もう時効だと思いますので、
ひとつ思い出に残るお客様のエピソードを書きたいと思います。

最初、お客様との出会いは、協力業者である解体屋のKさんからの
一本の電話でした。
『自分の昔からの知り合いで、建築業者に騙されて契約してしまった
人がおるんやけど、ちょっと相談に乗ってもらえませんか?』

いつもお世話になっているKさんからの頼みとあっては、
断ることもできず、とにかく一度会ってみることにしました。

40代のご夫婦に子供さんが3人の5人家族。
なんでも住宅会社が勧めてきた土地を決めようかと悩んでいたところ
半場強引に土地と建物の契約書に印鑑を押さされていたというのだ。
その契約書に目を通してみたが、買主には不利な条件ばかり書かれている。
しかし、印鑑が押されている以上、納得済みの契約と見なされる。
一応、宅建協会の相談所にも持ち込んだが、署名、捺印があるので
これは裁判しても勝ち目がないと言われた。

結局のところ、お客様側の確認不足で契約をしてしまっているのが
悪いのであるが、私は営業マンとして、その建築会社の女性営業マンの
ことが許せなかった。
お客様の保全をするために営業マンは存在する。
にも関らず、その確認を怠り、ましてやその契約に便乗するように
建物の契約をさせていたのだ。

建物の契約書もお粗末なものだった。
まず、簡単な平面図と立面図が添付されていて、一式工事の見積りが
付いているだけ、仕様書には小さい文字でいろいろ書いてあるが、
営業マンからは詳しい説明はなかったという。
価格は確かに安かった。しかし、仕様書をよく見るとアルミサッシは
すべてシングルガラスとなっていて網戸はオプションだった。
平成の世の中でそれはないだろう~と私は心の中で呟いた・・

価格が安いのには、何らかの理由が必ずあるものだ。
それを詳しく説明しないで契約をさせるというのは、
ある意味『詐欺』と同じだ。
これは絶対に許せない。このようなお客様をこれからも増やさないために!
私とお客様は、だめ元でその建設会社に文句を言いに行こうと話し合った。

私は全く関係のない人間なので、奥様の弟という設定で行くことに。
だいたい私は人から文句を言われることには慣れているが、
自分ではよう言わん人間なので、せめて格好だけでも取り繕うと、
革ジャンにオールバックという、昭和の横浜銀蝿のようなルックスで(笑)
いざ出陣となったのでした。

次回につづく・・


最近投稿頻度が悪くてすいません・・
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by tadamatsu-ken | 2012-03-25 23:36 | 思い出に残るお客様

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