ラーメン屋成功論

b0164364_2425532.jpg本日ご紹介する目鱗本は、『ラーメン屋成功論~100の法則より1つの制度~』豆田 敏典著です。
前回の予告通りに、来来亭の社長 豆田さんの情熱たっぷりの著書です。
この本は、来来亭に行ってラーメンを食べる前に、部下の山本君が、来来亭ってラーメン屋さんは『のれん分け』という面白いシステムがあるらしいですよ。と聞かされていたのもあり、ラーメンの味以上に企業に対して興味が湧いていました。

この『のれん分け制度』とは、入社3年以上で、
店長を2年以上経験した人が独立できる制度です。

直営店で店長を続けても良いし、お店ごと買い取ってオーナーに
なっても良いのです。しかも買取価格は約3000万円から4500万円らしく、
税金を含めても約3年で完済できる金額だという。
なので、新入社員で入って最短6年で無借金経営をするオーナーに
なることができる。これってすごくないですか?

そして、この『のれん分け制度』の最大のメリットはここにあります。
以下、本文引用。

店長となったその日から、自分が近い将来このお店のオーナーになるであろうと
いうことは、先輩を見て当然のようにわかっています。だから会社や社長のために
ではなく、純粋に来たる自分の将来のために、お客様に好かれるお店にしようと
努力するのです。そうしなければ、ゆくゆく困るのは自分ですから。
おもしろいことに、同じ人間が同じお店のトップなのに、独立後の方がたいてい
売上が上がるんです。(中略)売上が上がるということは、お客様から評価して
頂けてるということ。来来亭全体を見ている僕からすれば、GOODなわけです。
個々のお店が頑張れば、それが相乗効果を生み出すからです。


前半のこの部分を読んで、私はこの人、天才だと感心してしまった。

モチベーションなんてものは、自分で上げないとどうしようもない。
ってのは私の持論でありますが、モチベーションを上げさせるための
このような制度や仕組みは、社員にとっては大歓迎なんだろうと思う。

私が、来来亭に初めて入った時も、そんな社員さんのモチベーションが高い
ことも伝わってきた。みんな明るく、元気があって、笑顔で応対してくれる。
それは、違うお店に行っても同じだったので驚いたほどだ。
そこには、マニュアルで作られた笑顔ではなく、本当に自分たちの店を
お客様に支持される店にして行こうという本気モードの情熱が伝わってくる。

社長の豆田さん曰く、来来亭の社員に一番必要とされることは、
鶏ガラ、豚ガラ、人柄!!(笑)
人間的な魅力だという。「マイワールド」を持っていて、I LOVE MEが
強いタイプが魅力的な人なんだって!俺のことか~(笑ってください)
調べたら豆田さんもB型やった(納得)

それと最後に、一番心に響いた一節をご紹介します。
それは、ラーメンの命とも言えるスープをセントラルキッチンで一括生産に
せずに、各店舗で作る理由にあります。

のれん分けを目標に、夢と希望と野心を持って入社したのに、
スープのつくり方を教えてもらえなかったとしたら、肝心なところ
握られていて約束は本当に守ってもらえるのかと不安になります。
約束通りに独立できても、高い値段のスープを買わされるのではないかと・・

だからと言って、スープのつくり方を教えたら、その味だけ盗んで
いかれる危険性もはらみます。

でも社長はこう続けます。
信じてもらおうと思うなら、まずこちらから信じてあげないと。
裏切られても困らない僕の方から歩み寄っていかないと、部下から
信じてもらおうなんて都合のいい話はないでしょう。


この十数年でたくさんの独立オーナーを輩出してきた来来亭・・
この仕組み、制度で今後も大きくなっていく会社なのだろう。
そんな来来亭を私は1ラーメンファンとして応援していきたいと思います。

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by tadamatsu-ken | 2012-02-12 23:40 | 目から鱗本

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