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本物ブーム

先日テレビを観ていたら、
外国人に聞いた日本の食べ物の感想というのをやっていた。
その番組に出ていた外国人のほとんどが自分の国の食べ物より
日本の“それ”の方が美味しいというのだ。

フランス人が食べる日本のモンブラン。
イタリア人が食べる日本のピッツァ。
メキシコ人が食べる日本のタコス。

どれもご当地の代表的な食べ物なのに、
自分の国の方が『美味しい!』と言いたいだろうに、
なぜか日本の方が勝っているという・・

これを観て、私は大きな勘違いをしていたことに気が付いた。
外人の舌を舐めていたのだ。(舌だけにね)
日本人にも『舌バカ星人』は腐るほどに存在するし、
外人の約90%は『舌バカ星人』なのだと思っていた。
外人でも美味しいものは美味しいと感じるのだと初めて知った・・


今や世界的な“日本ブーム”なのだと言う。
私は日本のアニメやフィギュアのアキバ系サブカルチャーが世界で
受け入れられているに過ぎないと思っていたが、
この日本ブームの根底には、世界の人々が、“本物”を見抜く
目を養ってきたのではないだろうかと思う。

今まで良しとされてきた食、運動、美容、ファッション・・
が、本当はダメでつまらないものだと気付いてきたのだ。

だから、今、世界では空前の“本物ブーム”なのだと私は解釈している。
たまたま、日本にたくさんの本物があっただけで、日本ブームと呼ばれて
いるだけなのだ。

『食』は日本が最前線にいることは間違いないが、
『住』については日本は1歩も2歩も遅れている。
日本は、外国の住まい方を中途半端に取り入れてしまった。
そして、ファッション同様にすごいスピードで流行り廃りを繰り返してきている。
だから日本の住宅の寿命は短いのだ!

そろそろ、『住』についてのトラディショナルを日本人は見つけようよ。
京都の町屋を踏襲するも良し、西洋化したライフスタイルに合わした
住まい方を徹底するも良し・・

何事も中途半端が一番いけない。

日本は本物がたくさんある国だ。
が、しかしその本物が分かるのは他でもない日本人以外の人々かもしれない・・

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by tadamatsu-ken | 2011-11-03 23:45 | 日常のプチセオリー

営業パーソンのための自己改革ブログ


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