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リアル就業時間

本日は営業実務の話です。

昔、営業マンになりたての頃によく言われたこと。
来る日も来る日も飛び込み訪問をしていた私に上司が、
「おまえ、今日は何時間働いた?」と聞いてきた。
私は、自信満々に午前9時の就業開始から午後8時までの時間11時間だと答えると、

「あほか!お前の働いた時間はせいぜい1時間から1時間半程度や。」
と言われる。
最初は意味が理解できなかったが、上司の言わんとしていることは、
実質訪問件数が15件だったとしたら、平均面談時間5分を掛けた
75分くらいが本当に仕事をした時間だと言っていたのだ。

それを聞いて私は妙に納得した。

朝会社に行って、掃除したり、上司からコピーを頼まれたり、
翌日の行動予定を立てたり、お客様宅からお客様宅へ移動している時間・・
これは実は仕事であって仕事ではない。
特に経験が浅い新人営業マン時代は、そのように考えて仕事に
取り組むべきだ。
お客様(取引先業者)との商談を最優先に考え、その他の仕事は
なるべくしないでいいように効率化をはかる。
いや誤解があってはいけないので、その他の仕事をしなくていいわけではなく
比率を商談時間にウェイトを置くということだ。

まぁ、今の私は営業の1プレーヤーではないので、
その考えは捨てなければならないが、いまだに1日の終わりに
今日の自分の仕事時間(商談時間)を計算してしまう自分がいる。
だから、私は話が長いんでしょうな~(言い訳になりませんが・・)
それと、自分でなくても出来る仕事は人に振る習性があります。
コピー、FAX、図面作成、プレゼン作成・・
やらなきゃいけないと分かっていても優先順位は落ちます。
だって仕事であって仕事でないから・・(こちらも言い訳になりませんが・・)

まとめますと、
野球選手がバッターボックスに立つ時が営業マンの商談だとすると、
その時に結果が出せるように効率的な練習をしろ!と、
そしてそのバッターボックスに立つ時間を重要と考え、
少しでも多くの回数打席に立てるように努力するべきだということ。

言いたいこと伝わったかな・・?

まず、あなたのリアル就業時間を計算してみてはいかがでしょうか?

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by tadamatsu-ken | 2011-07-27 23:03 | 営業の仕事

営業パーソンのための自己改革ブログ


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