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考える力

考える力・・
これは、人類の可能性を無限大にする力だ。

かくいう私は、幼い頃から考えることを進んでやらない子だった。
自分でも驚くほど、考えるようになったのは、
そう、只松建設に入社してからかもしれない。

近頃は、豊かになり過ぎてしまったと思います。
はっきり言える事は、“与えすぎると、自分では考えなくなる”
ということ。

私が、只松建設に入社した時は、ぼやくわけではないが・・
本当に、何も無かった。(笑)
しかし、営業マンとしての目標は与えられ、
どんな方法でもいいから、契約は上げて来いとのミッションが告げられる。
そういう状況で、困っている場合ではない。
売上が達成できないと、クビ斬られて終わりですからね。
営業マンの宿命ってやつです。

追い込まれると、自分では想像しない力が湧いてくることがある。
それは、一瞬のひらめきだったり、苦しみながら搾り出した知恵だったりする。
これが、営業マンとして、いや、人間としての成長を生む。

だから、部下には基本的に何も与えずに“飢え”の感覚を持たせるほうが、
芯の通った営業マンが育つと私は思っている。

そして、早く壁にぶち当たらせることだ。
人間は、壁に当たった時に、壁を乗り越えようとする人間と
すぐに諦めてしまう人間がいる。
そこが人生の別れ道なのだが、わが子のようにかわいい(笑)部下には
やはり乗り越えて欲しいと思うのが、上司心というものだ。
しかし、部下には壁の乗り越え方は教えずに、
壁を乗り越えた先にある素晴らしいものを伝えるように努める。
ここがミソです。

そうすることで、壁にぶち当たった時には、
ハングリー精神で壁をよじ登ろうとし、上手く乗り越えるために
その方法を頭で考えるようになる。

この修行は困難であり、長きに渡るかもしれない。
しかし、諦めず続けたものだけが、常に考え、仕事を創造できる
営業マンになれるのではないだろうか。

そんな、人間を育てたい・・
今日も願いを込めてブログを書く柳澤でした。


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by tadamatsu-ken | 2011-06-21 22:05 | 営業の仕事

営業パーソンのための自己改革ブログ


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