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鼻の利く人を育てたい

これから社会に出る人、転職を考えている人へ

あなたたちは会社に何を望みますか?

きっちり整備された仕事環境ですか?
それとも、自分を磨ける精神的な環境ですか?

私は両方必要だと思うのですが、
新入社員に望んで欲しい環境は後者の方だ。

会社では仕組み化が進んでいる。
社員の経験度やスキルに左右されないで営業実績を維持するためには、
誰にでもできる環境を作ることが社長の命題となっている。
そのような仕組みは、社長にしか作れないし、それが社長の仕事だと
言うことは紛れもない事実だ。

では、なぜ私は後者の
『自分を磨ける精神的な環境』を重視して欲しいのかと言うと、
これは、逆に社長では出来ない仕事だからだ。
厳密に言うと、社長の経営方針で管理職は部下を指導するわけだから、
社長が礎を築いているわけだが、実際に指導する管理職にしか
部下個人の精神的な環境をつくることは出来ない。

そのことを踏まえた上で、上司は部下に
誰にでもできる簡単なマニュアルを指導していくのではなく、
自発的に自己研鑽できる人、すなわち『鼻の利く人間』を
育てていかなければならない。

『鼻の利く人間』・・
言わば、すぐにピン!とくる人のことを差しているのだが、
これは先天的要素が高い。
残念ながら、その要素が0の人に指導しても、0は0のままである。
ただし、1でも要素があれば、それを伸ばすことができる。
それを伸ばすことが上司の最大の努めなのだと私は思う。

ちょっと理解するのが難しいかもしれないが、
例えば、冬の寒い中お客様がお店に来店されたとする。
外は雪が降るほど寒いが、店内は暖房が効いて温かい。
その時に、お客様に『コートをお預かりしましょうか?』と
すばやく、さりげなく言える人。それが鼻の利く人だ。

単純なことだが、それが出来る人は意外と少ない。
出来る人もマニュアル化されているからしているに過ぎない人が多い。
当社では、そのような“当たり前のこと”はマニュアル化しない。
当然に、必然に、自然にそういうことは出来ないといけないのである。

そして、そのようなことが出来る人を根本的な考えから
できるようにしていかなければならない。
それは当然に、根本的な考え方として、
『お客様がどうすれば気分良くして頂けるだろうか?』というものが
ないと、行動には移せない。

“行動には必ず理由がある!理由無き行動は行動でない!”

というのが私の信念であり、部下にも行動する前に理由を明確にするように
口すっぱく指導している。

だから、当社にはマニュアルがない。
マニュアル化を否定したくないが、マニュアルはともすれば思考を奪う
大敵になることもある。

やはり、そこには(=熱情)が入ってないと、
仕事にも人間にも深みが出てこないということなんですね。

就職や転職を志す人たち、
どうせ就職するなら、安定しているがルールで固められた会社よりも、
仕事にも人間にも、そして人生にも深みを出せる会社で働きませんか?

自分は鼻の利く人だと思う人、問合せ待ってます。

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by tadamatsu-ken | 2011-01-12 10:07

営業パーソンのための自己改革ブログ


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